|
紅葉が始まったと思えば初雪の知らせが入り、年々四季の混在が進む傾向です。そういえば今年はまだ街路が銀杏の黄色で明るくなるのに驚いたり、落ち葉を踏みしめる喜びも味わっていません。でもこの夏から毎日朝通勤時に30分歩いて通うことにしました。往復1時間、手を大きく振り背筋を伸ばし大きな歩幅で歩きます。腰痛の改善にと思って始めたのですが、最近話題のメタボリックシンドロームにもおおいに関与しています。体脂肪の消費率が高いのです。まだ3ヶ月しかたっていないので数値に効果は出ていないのですが、腰の痛みはなくなりました。仕事がら朝から夜まで腰掛けて運動不足の典型でした。歩き始めて15分くらいで体が温かくなります。30分たつと汗をかきます。日頃冷や汗こそ毎度のこと、今まで忘れていた汗をかく気持ちよさに感動です。その上速足で歩きながら街の風景をみると、八百屋の野菜の表情も読み取れ花がいつ咲くか、みかんの実がいつなるのか、犬とも眼が合い、いつも出会う同じように歩いている人ともそれとなく確認しあい朝から多くの楽しみを見出します。
朝晩冷えてきました。歩いていると手だけは冷たくなります。ポケットに手を突っ込むのは危険ですので最初は手袋をはめます。それだけでとてもあたたかです。もっと寒くなると別ですが今はしばらくすると手に汗をかくので手袋が邪魔になります。
寒い日が続くと診療所には体のかゆみを訴える人や、手あれの人の受診が増えます。家事をする人の手は大気の乾燥に加えお湯を使い洗剤を使うので皮脂がどんどん減り、かさかさの皮膚になり所々に深いひび割れができています。小さな子どもは発汗異常から水ぶくれ、皮膚めくれ、乾燥皮膚で悲惨な指先で受診されます。治療には保湿クリームやステロイド外用剤を塗布しますが、一番大切なのは安静を保つことです。しかしこれが一番難しい。家事をしないわけにはいかないのです。
|